独学で試験勉強をしていましたが、限界を感じ予備校に通うことに決めました。
養護教諭の専門コースがあったことと、長い実績があることから、メセナ予備校を選びました。
メセナでは2年間お世話になりました。1年目は2次試験で不合格、2年目で最終合格することが出来ました。
一次試験の対策
教養も専門も、赤シートで消えるピンクのペンで答えを問題用紙に記入し、繰り返し問題を解くことを意識していました。間違えたところをチェックして、重点的に繰り返し解いていました。
メセナの授業の合間、休み時間では、気分転換のために、教室を出て歩くなど体を動かしていました。
【教養】
1年目は、メセナでの授業を開講時から受講しました。
一般教養は、元々15点前後取れていたので、メセナでの授業を受けるだけでした。
教職教養は、メセナの問題に赤シートで隠れるピンクのペンで答えを書き込み、一問一答のような感じで繰り返し解いていました。繰り返し解くことで、知識が定着していくのが分かりました。答えを問題用紙に書き込むのは回答を開く手間が省けるので、ちょっとやろうかという気持ちで気軽に勉強できます。
一方で、必ず1回はしっかりと取り組む時間を設け、解説を読み込んで理解を深めるようにしました。
1年目は2次試験で落ちてしまったため、2年目当初は全然やる気がでず、5月のゴールデンウィークから少しずつ始めました。
やる気がでない中で、この時期、1年目に購入した教職教養のテキストを繰り返し解く程度で、一般教養の対策はしませんでした。
【専門】
1年目はメセナの授業を開講時から、2年目は4月から受講しました。
私は仕事をしていたため、あまり勉強の時間が取れなかったので、予習はせずになるべく授業中にすべて覚えようと集中して取り組んでいました。
授業で十分に取り組めなかった箇所は、次の授業までに解説を読んだり出典を見たり答えを覚えたりして、知識を増やしていきました。
教養のように、答えは直接問題用紙に書き込んで、赤シートを活用し繰り返し解きました。
二次試験の対策
受験番号は受験申込日で決まるため、自分の性格を考えて、受験者の中で前半に行うのか後半に行うのかを調整するといいと思います。
私は集中力があるうちに終わらせたかったので、受付初日に届くように郵便局で期日指定をして発送しました。
1年目は、一次試験を合格すると思っておらず、合格発表まで二次試験の対策をしていませんでした。合格発表後に二次試験の対策を始めたのでは間に合わず、1年目は二次試験で不合格になりました。
一次試験合格後、1年目はメセナと別の塾の2つに通いました。
別の塾では、ほかの受験生の面接や模擬授業を見る時間が多く、指導案も書かなければいけませんでした。
ほかの受験生と自分の面接や模擬授業を比較できるという点で勉強になるのですが、受験勉強の時間を十分に取れなかった私には、別の塾の方針が合わなかったため、2年目はメセナだけに通いました。
メセナだけに通っていると、他の人がどのよう対策をしているのか分からず不安でしたが、確保できた自分だけの時間でできることをし、行き詰った時には、他教科の授業を見学していました。
【論文】
1年目は、4月から受講しました。私は論文を書くのにとても時間がかかってしまったので、先輩たちの合格論文などを見て参考にしていました。
2年目も論文は一次試験終了後にしか取り組みませんでした。津覇先生や職場の上司に見てもらいました。授業でAは取れなかったのですが、試験の得点は思っていたよりも良く、1年目より20点以上アップしていました。
自分の中でよくできたと思っていても、ほかの人が見れば、不十分なところがあるはずです。私の場合、柱1,2のジャンルにとらわれず、課題に正対した柱を立てるようにした方が良いと指摘をされたことを、論文構成で意識するようになりました。
【模擬授業】
一緒に勉強している仲間と課題を出し合いながら、繰り返し模擬授業をしました。
スマートフォンで録画すると、自分の癖を客観的に見ることができます。
メセナでは、永井先生や伊禮先生、アドバイザーの先生などからたくさんのアドバイスをいただきました。私は教科書を持っていなかったので、小・中学校の保健体育の教科書を購入しました。教科書は必須だと思います。要点がまとまっていて参考になりました。
【面接】
メセナで練習しました。当日は、面接官が笑顔で聞いてくれてとても話しやすかったです。
1年目は受験番号が後半のためか、面接官が疲れていて、私も早く終わらないといけない気がして焦ってしまい、十分に話せなかったので、2年目は早目に申込みをしました。
面接では点数に差がつかないようだったので、あまり時間を割かず、基本的な問題への回答を準備するくらいに留め、論文と模擬授業に時間をかけて取り組みました。
最後に
メセナ予備校の先生、事務のみなさん、そして支えてくれた家族には本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。
児童生徒の健康を一番に考え、行動できる養護教諭になれるよう日々勉強し資質の向上を図っていきたいと思います。これから受験する皆さん、頑張ってください!応援しています。