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2023年度実施 高校公民 合格

  • 2023年12月13日
  • 教員コース 高校 2023

一次試験の対策

私は、教職教養免除対象になる年からメセナに入塾しました。そのため、2年間塾に通いました。

(1年目)3月頃に入塾し、専門教科のみを受講していました。伊禮先生の授業はとても資料が細かく、充実した内容で毎回楽しく学ぶ事ができました。
臨任をやりながらでしたが、通勤中は塾の録画された授業を聞いたり、学習指導要領をスマホの読み上げ機能を活用して聞いたりして、スキマ時間を上手く活用するようにしました。
週末は家族の協力もあり、塾でできるだけ勉強できるよう協力してもらいました。しかし、1年目では勉強が間に合わず点数が全然ボーダーに届くことができませんでした。

(2年目)前回の反省を踏まえて、10月から入塾し、専門教科と二次対策講座を受講しました。
まず、倫理は満点が狙える科目なので、細かいところを資料集や用語集、センター過去問を解いていきました。なんとなく解けるのではなく、きちんと解説を理解できるよう意識しました。
伊禮先生には問題への質問ではなく、解説に書いてある内容でよくわからないところを細かく聞くようにし、とにかく満点を目指して対策しました。

政経は私自身が苦手だったこともあり、時間をかけて取り組みました。まず、授業と次の授業の一週間の間に復習を行い、通勤の時間を活用して録画した授業の音声を聞いたりしていました。
何度も資料集や授業で配布された資料を確認したり、YouTubeなどで高校生向けの授業を投稿している方の動画を参考にしながら勉強しました。
4月からは新学期スタート、新しい配置校とバタバタした生活でしたが、うまくスキマ時間を活用して、寝る前の1時間、朝出勤前の1時間を勉強の時間に充てていました。
また、授業開始の1時間前には塾に行くようにし、そこで学習指導要領をみっちり暗記しました。
4~7月は学校行事も多く、中々満足いくように勉強することができませんでしたが、それでも家族や職場の先輩方のサポートもあり、やっていくことができました。
とにかく、スキマ時間を見つけては勉強できるよう一次試験までは取り組んできました。

二次試験の対策と実施内容

10月から二次対策講座を受講しました。できるだけ土日の時間を確保したいと考えたので、金曜沖縄校の二次対策講座を選択しました。
津覇先生の授業はテンポ良く質問が出され、はじめはうまく自分の考えを答えることができませんでした。しかし、授業で配布される資料や県の施策を熟読するようになると、スラスラ回答できるようになり、授業を楽しみながら受けることができました。
又、他の教科・校種の意見を聞くことができたりしたため、情報共有できたり、複数の視点から物事を捉える力もつけることができました。
二次対策講座を受講したおかげで、4月からの新しい配置校での学級経営にも効果がありました。
3月にはある程度二次試験に必要な受験調書を形にすることができたため、その内容を意識した学級経営をすることができたり、受験調書に沿った面接での回答を準備する時間が確保することができました。実際に現場で経験しながら、「ああでもないこうでもない」と試行錯誤したり、その度に真摯にアドバイスをくれた津覇先生のおかげで、二次対策(面接・場面指導)は順調に進めることができました。

模擬授業の対策は、とても苦しみました。一度作成した授業を塾でやってみると、全然できなく自分の力のなさを痛感しました。
しかし、同じ教科の先輩や初任研(他教科も含む)の方々からアドバイスをもらったり、県の施策(問いサポ、PPⅡ)、指導と評価の一体化を丁寧に読むことで、すこしずつ授業の形ができあがりました。
また、模擬授業練習は常に教室・黒板(もしくはホワイトボード)を活用し、板書のレイアウトや話す・書くの順序を細かく工夫しました。ICT活用も必須だと思うので、電子黒板や1人1台端末を想定した授業を作成しました。
公民は今年指導案も提出だったため、考えることが多かったですが、逆に指導案があることで私がやりたい授業全体を表現できる(模擬授業で細かく説明できなくても、指導案でカバーできる)くらいの考えで取り組むといいかと思います。

受験生へのアドバイスその他

教職教養免除対象が5年→3年へと変更になったため、専門教科のみ受験者が増えると思います。専門教科の出来で合否が決まるかもしれません。
ハイレベルな競争になるかと思いますが、やった分だけ結果がついてくると思います。
私は塾に通うことで勉強できる場所を確保できたことや、他の受講生の頑張っている姿が励みになりました。
時には塾の自習室で一人の日もありましたが、「合格する人はこれ以上やっている。やった分だけ得られる者がある。」と気持ちを奮い立たせながら過ごすことができました。
二次対策ではメセナの先生方や、職場の先輩方、以前勤めていた学校でお世話になった先生方、同じ二次試験に進んだ同僚に模擬授業を観てもらう事で、中身を深めることができました。
多くの人に観てもらう事や、他教科からのアドバイスに賛否両論あるかと思いますが、自分の授業スタイルなどから判断して観てもらう事をオススメします。

最後に、仕事と勉強、育児等々、本当に多忙な状況で皆さん合格目指して頑張っていると思います。誰もが精一杯努力しているかと思いますが、是非気持ちをきらせず、諦めずにやり通して下さい。
そうしたら、おのずと結果がついてくると信じています。応援しています!

2023年度実施 高校化学 合格

  • 2023年12月13日
  • 教員コース 高校 2023

一次試験の対策

・学習方法を工夫した。
担任・部活動の主顧問、外部の仕事、家事や育児があったため、全教科を学習することは時間的に難しかった。
対策→国語については慣用句や故事、類義語、対義語、四文字熟語、文学史に関する学習をメセナの教材を用いて、時間をかけて学習した。
→数学については理系であること、また一次試験における配点を考え、勉強しなかった。
*情報は過去に数回出題されているため、著作権における学習のみおこなった。
→理科については自分の専門教科であるため、中学校理科~4単位の物化生地すべてを教科書や〈数研のリードα〉を用いて学習した。
→英語は大学入試の際の知識を思い出す程度でほとんど学習しなかった。
→配点を考え、社会、特に政治・経済、倫理はメセナの教材と前年度の月例テストの分析を行い、重要な内容を時間をかけ、徹底して覚えた。
*日本史、世界史は配点と出題可能性、勉強時間を天秤にかけ、過去の出題範囲を分析し、範囲を絞り、日本史A、日本史B、世界史A、世界史Bについて、ゴロでの学習が自分にあっていたので〈Gakkenの頻出年代暗記〉、流れを掴むために〈シグマベストの時代の流れで覚える〉電車等でのすき間時間を無駄にしないため携帯電話のアプリ〈河合塾のランク順 一問一答〉の3冊を使い学習した。
→教職教養もすべては学習せず、憲法、教育基本法、沖縄教育大綱等政策は時間をかけて読み込んだ。
学校教育法はメセナの月例テスト2年分に関連する部分のみをおおよその流れで頭にいれた。
学校給食法や図書館法については過去に出題されている部分を学習し、トレンドである障害者に関する法令はメセナの教材を用いて重要度の高いものを確実に覚えた。
学習指導要領、教科については特定の科目に関する内容は出題されないことを念頭に理科すべての科目関わる部分を徹底して読み込んだ。
教科以外の部分については似た表現や憲法・基本法とは異なる表現の部分を中心に読み込んだ。
生徒指導提要については全面改訂されたため、過去に出題された内容や似た内容を分析し、範囲を絞り時間をかけて覚えた。

専門教養について

・制限時間60分と、問題数を考え、すべては終わらない問題数だと感じていた
→物理の学習はほとんど行わなかった。
→時間をかけずに解答できる生物・地学は確実に点数に繋げるために基礎科目ではなく、本編まで学習した。
→解答する順番も指導要領→化学の計算以外→教養の生物・地学→教養の化学(計算まで)→化学の計算→物理の順でおこなった。
→県の傾向として、無機の物質固有の性質は意外とよく出題されるので、丁寧に行った。

二次試験の対策

・面接については一次後に行われたメセナの対策講座とその講座の資料に非常に助けられた。
→いつも答える内容や結論は同じにした。
対策講座でたくさんの質問や練習をしていただいたが、すべての質問に対する答えは持つことは不可能であり、準備し覚えても対話にならないため、いつも答えやゴールを自分自身が大切にしてきた教育観(子どもたちの心を成長させる)に繋げ、答えるようにした。
*二次では対話するために、質問されるように漠然と答える部分を必ず一つを入れて解答したが、そんなに深く聞き返してくれない印象であった。
また、採点しにくくなるため、もしくはテンプレートがかなり準備されているのか、特定の受験者にしかしない質問は行わないのではと感じた。

・模擬授業について
7分間の制限時間と質問の時間をうまく活用した。
→普段の授業の同じ感覚で行うと何もできずに終わってしまうため、
(1)まず復習をいかに短時間で行うかを考えた。
(2)時間短縮のため、ICTでの提示を使い、不必要な板書の時間を短縮した。
(3)意見交換するためには、個人での考えを持つ必要があるため、二つの時間は確保した。
(4)模擬授業後の質問等を授業の時間にするために、興味・関心を与える日常生活の関わりをまとめで行うということにした。
(5)質問でこの後の展開や進め方を説明する際、本来は「~まで行う予定であった」と提示し7分以上の内容を伝えるようにした。(模擬授業も準備していた85%程度で終了した)
以上の工夫で本来の授業では20分から25分かかる内容を7分とした。

2022年度実施 高校公民 合格

  • 2022年12月13日
  • 教員コース 高校 2022

一次試験の対策

試験対策を始めた当初は、自分自身の勉強不足を痛感しました。
受けた講義の内容を確実に定着させることに専念しました。
疑問点は先生に質問か専門書を読みながら理解し、内容を自分で説明できる状態にしました。
メセナから配布される問題・テキストを何度も繰り返し解くことで知識を定着させました。

今年度は多忙でしたが週間スケジュール表を作成し勉強時間を捻出しました。
メセナの月例テスト・専門模試を受ける際は試験本番と同様に得点のボーダーラインを定めて演習ペースを調整しながら臨みました。
テスト後の個票がモチベーション維持につながりました
倍率も高く免除も加点もない状況だったので、どのような問題が出題されても安定して得点できることを目指して取り組みました。

教養試験では、一般教養は30点中20点以上取るようにしました。
配布されるテキストはすべて消化しました。教職教養もテキストを消化することに加え、配布される演習問題冊子の文章で出題されそうな箇所を隅々まで探し蛍光ペンと赤シートを用いて問題量を倍増して各テキストを7周しました。
ひたすら繰り返すことで文章を暗記し目標点を安定して超えることができました。

政治・経済では講義内容の復習を徹底しました。
講義終了後にテキストの内容を呟きながら覚えました。疑問点や曖昧な箇所は伊禮先生に質問をして積み残さないことを意識しました。
さらに、『なぜ、こうなった?』という問いを立てて因果関係や背景まで突き詰めて理解し自分の言葉で説明できるようにしました。
模試で間違えた問題や曖昧な箇所は自作の苦手ノートに解説を書き写し音読して覚えました。

倫理では、比較・関連付けをしながら覚えました。
思想家の思想内容を示すキーワードを覚えた後に、学習した思想家たちの類似点と相違点を比較しました。
古今東西場所は違いますが比較を行うことで効率よく理解でき知識を広げ深めました。演習問題を解く際には消去法を意識しました。
ただ正解するだけでなく間違えの選択肢の誤答となる根拠を示しながらすべてをはじくことができるまで解き直しました。
専門試験ではテキストの内容を理解し、すべての内容を説明できるまで仕上げること。加えて、配布された演習問題や模試をすべて完璧に解くことが大切だと思います。

二次試験の対策

模擬授業では『この授業で生徒に何を伝え、考えてもらうか?』を軸に生徒の興味・関心を引く授業設計をしました。
実際に現場にいる生徒を想定し『生徒が興味を持ちそうな発問、資料の提示方法は何か?』を突き詰めて考えました。
授業を受ける生徒の立場で考えることが大切だと思います。迷った際に昨年度の合格者にアドバイスを頂きながら授業をつくりました。
構想後に一人で15回ほど録画をしながら練習を行いました。次に管理職の先生をはじめ現場の先生方にも見てもらい、アドバイスを頂いた後に20回以上練習をしました。
現場の先生方とメセナで指摘された、間の取り方、早口を修正し試験に臨みました。

試験本番は今までで一番自信をもって堂々と模擬授業をすることができました。
多くの人に模擬授業を見てもらうことで得た的確なアドバイスと練習量が結果に結びつきました。

面接では昨年度の反省をふまえ『肝を据え、明るく自分自身を伝える』ことを意識しました。
沖縄県の施策を読み込んだうえで現場の先生方をイメージしながら自分なりの答えを練り上げました。
津覇先生との想定問答では自分自身の考えを深堀りする質問が多くあり自分を深く見つめ直す良い機会となりました。
津覇先生との問答で深堀りをして、メセナの面接対策で実践する流れを作りました。
試験本番では動揺することもなく自分自身が伝わる応答ができたと思います。
メセナの対策講座の中で自分を再発見できたこと、現場での経験と徹底した練習が自信につながりました。

受験生へのアドバイス

私は新卒で入った会社を辞め、転職をして教員採用試験を受け続けました。
ものすごく茨の道でした。埋まることのない不安を埋めるために必死で講義を受けて、自分を徹底的に追い込みながら黙々と勉強する日々でした。
覚悟を決めて一心不乱に取り組むことが大事だと思います。ある時は不幸が重なり将来を悲観的に考え、すべてが嫌になり諦めかけた時期もありました。
それでも頑張れたのは両親と同僚の先生方の応援、そして伊禮先生をはじめメセナの先生方の支えがあったからです。
メセナの先生方を頼ることも大事です。加えて、多くの仲間をつくることも大切だと思います。同僚の先生方や同じ受験生の存在が大きな支えにも刺激にもなりました。
そして最後に、可能ならば何事にもチャレンジしてください。私はもっと早く学校現場に出て経験を積むべきでした。
今現在も私は試行錯誤の連続です。この経験は自分だけの財産になり、強みにもなります。頑張ってください!応援しています。

最後に、伊禮先生・山城先生・津覇先生・古堅先生をはじめメセナ予備校の先生方には大変お世話になりました。
私はメセナに通わなかったら合格できなかったと思います。先生方に出会えたことや今まで頑張った経験は私にとって一生の財産です。
スタートラインにようやく立つことができました。今度は私自身が生徒たちのために尽力していきます。
本当にありがとうございました。

2022年度実施 高校公民 合格

  • 2022年12月13日
  • 教員コース 高校 2022

一次試験の対策

私は量をこなさないと安心できないタイプなので、時間をかけ過ぎず、色々な問題を解きました。
メセナから配布されるセンター試験や共通テストの過去問の冊子を徹底的に解きました。
仕事や部活が忙しいこともあり、今年度はオンライン受講も考えましたが、週1回通うことが勉強に対するモチベーションの維持に繋がると思い、対面授業にしました。
そして、どんなに忙しくても講義で学んだところは次の講義までに復習することを決めて取り組みました。

倫理は、過去問を解きながら、人物の思想や概念を丁寧に整理していきました。
間違えたところや分かりにくい思想は、用語集と資料集を何度も読みました。
メセナの倫理総合演習問題は、センター試験や共通テストよりも細かい所まで確認できるように作られているので、模試や演習問題の振り返りながら徹底的に調べ、間違っている問題だけではく、なんとなく正解した問題もしっかり確認しました。
本番の試験で倫理は1問も落とさないという気持ちで対策をしました。

政治経済の分野は、1周目は解いていく中でわからないところはメセナのテキストと資料集などで徹底的に調べ、理解することを心がけました。
量があるので、時間をかけ過ぎず、わからないものはどこがわからないか明確にし、付箋を貼って後で伊禮先生や同僚の先生に聞きながら理解するようにしていました。
また、分野ごとに理解度を分析して、苦手克服に努めました。
何度も繰り返していくうちに、ポイントや注意すべき点が分かってくるので、それが点数に結びついたと思います。

二次試験の対策

今年度は模擬授業と面接でした。
面接対策はまず、自分の考えをまとめました。他の校種の先生と面接練習を行い、何度も繰り返しながらスラスラ話せるようにすることを心掛けました。
津覇先生の面接対策の講座は色々な例を挙げながら説明してくれるので、こういう風に話せば伝わりやすいというのがイメージしやすく、とても勉強になりました。
面接練習では失敗してもいいので、とにかく何度もやってみることが大事だと思いました。
勤務校でも管理者や先生方にお願いし、メセナの面接対策もオンラインと対面の両方受けました。
そのおかげで試験直前には、自信をもって話せる様になったと思います。

模擬授業の対策は、この1時間を通して何を伝えたいのか、何を考えさせたいのかを考えました。
そのために7分間の導入でどのように惹きつけることができるか、そしてどんな資料を提示するかなど、具体的に生徒の反応をイメージしながら、対話的な授業になるようにつくりました。
模擬授業に関する質問などもあるので、展開・まとめの部分まで、しっかり組立てること、そして単元の流れをイメージすることが大切だと思います。

受験生へのアドバイス

私は何年も採用試験を受け、やっと合格できました。それまでは、いつになったら合格できるのか、と不安になることも何度もありました。
それでも、教員として働きたいと思いつづけられたのはこれまで学校現場で出会った生徒や同僚の先生方がいたからです。
そして、教員を目指す私を支えてくれたメセナ予備校の先生方や共に頑張る受験生がいたからだと思います。
私は1次試験も2次試験も不合格の経験がありますが、それによって多くのことを学ぶことができました。
試行錯誤したからこそ、自分自身の成長を感じる事も出来ました。

これから受験する皆さん、挫けそうになる時もあると思いますが、これまでの経験や頑張りはすべて自分自身の力になると信じて、諦めずに頑張ってください。応援しています。

最後に、メセナ予備校の先生方には大変お世話になりました。伊禮先生をはじめ、指導して下さった先生方にとても感謝しています。本当にありがとございました。

2022年度実施 高校保健体育 合格

  • 2022年12月13日
  • 教員コース 高校 2022

一次試験の対策

私は、2019年9月から本格的に教員採用試験の対策を始めました。
学習時間は平日5~7時間、休日12~15時間でした。一次試験は大きく分けて、一般教養・教職教養・専門の3分野に分かれています。
一般教養に関しては、範囲が広すぎるため一切勉強しませんでした。その代わりに教職教養と専門で満点を取ることを目指しました。
具体的な点数でいうと、一般教養15点・教職教養60点・専門180点の計255点を目標に取り組みました。

教職教養は、メセナの問題集を覚えるまで何度も繰り返し解きました。
教職教養は大きく、①教育法規②教育原理③教育心理④教育史⑤特別支援教育⑥生徒指導⑦沖縄の教育の7分野に分かれています。
自分の苦手分野を分析し、テストの傾向を踏まえながら重点的な学習を進めると、より効率的に点数を取れると思います。

専門はまず、学習指導要領解説を完璧に覚えるまで読み込みました。
3年間で中学校学習指導要領解説・高等学校学習指導要領解説をそれぞれ50周以上は読み込んだと思います。
学習指導要領解説を完全に覚えると、8割以上取ることができます。
その後、保健体育の副読本を読み込みました。球技に関しては、隔年ごとで出題される種目が変わるので、各種目一通り学習した後は、今年出題されるであろう種目を重点的に覚えると良いと思います。
それに加えて、新体力テストに関する資料・資料の手引き・スポーツ基本法などを覚えると、限りなく満点に近づけると思います。

二次試験の対策

二次試験の対策は、一次試験の合格発表があった日から始めました。
二次試験まで3週間しかなかったので、毎日10時間以上必死に取り組みました。
まずは、模擬授業の大枠を作り、ある程度模擬授業の型が出来上がったら、職場の同僚や先輩教師に見てもらいました。
指導案を作成する際には、評価基準や評価の方法、教材観・生徒観、予想される生徒の反応、教師の声掛けなど細かい部分まで作り込みました。
その後、メセナの先生方に模擬授業を見てもらい、修正と実践を繰り返しました。私は養護教諭志望の友人と3人で模擬授業、面接の対策に取り組みました。
体育だけでなく、他教科・他校種からの視点でアドバイスをもらったことで視野が広がりました。
本番の面接で聞かれたことのほとんどがメセナで練習していた内容でした。
メセナでの面接練習で受け答えができれば、本番心配することはないように思います。

受験生へのアドバイス

一次試験は、とにかく量が大事だと思います。人よりたくさん勉強すると人より高い点数が取れます。
また、特別支援学校2種免許を取得し15点の加点があったこともとても大きかったです。
加点や一部免除など、長期的な戦略を立てることが一次試験突破への道だと思います。

二次試験は自分の軸を持ちつつも、たくさんの人に見てもらいアドバイスを受けることが重要だと思います。
たくさんのアドバイスの中から、自分に必要なことを取捨選択していけばいいと思います。
また、面接は日ごろの積み重ねが大事だと感じました。私は3年間、津覇先生の論文講座・二次対策講座を受講していました。
対話的な講義の中で、教育のトレンド、教育課題と改善策などを学ぶことができたので、面接もスムーズに応答することができました。

高校保健体育は倍率が高く、なかなか合格することができません。
私も家族や職場の同僚、友人などから他校種に切り替えるよう何度も勧められました。
それでも、人生一度きりなので自分を信じて最大限の努力をし、目標に向かって突き進んできました。
その中で、共に戦う仲間、一生懸命指導して下さる先生方に出会い、この度合格することができました。
努力は必ず報われるとは限りませんが、目標を達成するためには最大限の努力をする必要があります。努力を積み重ねていれば、必ずあなたにとってのビッグウェーブが来ます。
少ないチャンスをものにするために、今日も一日頑張りましょう。

メセナの先生方、3年間お世話になりました。ここからがスタートラインなので、また気を引き締めて、これまで以上に頑張ります。
本当にありがとうございました。

2022年度実施 高校公民 合格

  • 2022年12月13日
  • 教員コース 高校 2022

一次試験の対策

(教職教養・一般教養)
・教職教養については、授業でもらう問題、月例テストを繰り返し解きました。勉強を始めた当初は初見の文書や法律が多く集中力が続きませんでした。そこでとにかく空欄に入る文字を暗記し、何度もアウトプットを行うことで、読んだことがある文書や法律を増やしました。
・読んだことのある文書や法律が増えると、似ている文面や細かな違いに気づき始めます。そこで感じた疑問は授業や問題の解説を読みながら整理しました。
・月例テストで1位を取ることを目標に学習を進めました。教職教養は満点、一般教養は8割を目指し、毎月の月例テストに照準を合わせて学習計画を組みました。
一般教養は対策しにくいですが、沖縄の歴史文化や文学史など暗記量が少ない分野は対策し、月例テストの問題は全てできるようにしました。

(専門教養)
9割を目指し、過去問・共通テスト過去問を繰り返し解きました。また、選択肢の正誤理由まで答えられるよう、丁寧に復習を行いました。
わからないことがあれば授業テキスト、資料集を確認し、知識の定着に努めました。学習指導要領は試験の2ヶ月ほど前から対策を始めました。
授業でもらった学習指導要領の穴埋め問題に毎日取り組み、反射的に答えられるまで反復しました。
似たような表現も多く苦労しましたが、模擬試験や過去問を丁寧に復習することで安定して満点が取れるようになりました。

二次試験の対策

(模擬授業)
県の教育施策(特に問いサポ)、学習指導要領、指導と評価の一体化をもとに、授業づくりを行いました。
指導案・単元計画を作成し、授業の前後、全体に対しての質問にも対応できる準備をしました。
公民は7分間の導入を模擬授業として行いますが、特に私が意識したのは魅力的な題材(資料)を提示することです。
生徒の問いが深まり、多様な議論ができる・その上で授業の狙いに沿ったものを選定するのは苦労しましたが、その題材が見つかると、一期に授業の見通しがついた気がします。

(面接)
想定される質問に対して端的に答えられるよう準備をしました。
毎日家族を相手に反復練習を行い、キーワードを繋げてわかりやすく思いを伝えられるよう磨き上げていきました。
できる限り自分の思いを込めて話したいので、どうしても話が長くなりがちでした。そこで問い返しを意識し、シンプルでわかりやすい回答を行い、問い返しで答える材料を残しておくことも重要視しました。

受験生へのアドバイス

一昨年まで民間企業に勤務していて、0からのスタートで教員採用試験にチャレンジしました。しっかり計画を立て、粘り強く取り組めば必ず合格は見えてきます。
メセナの先生方の協力のおかげで合格を勝ち取ることができたので、頼れるところは思い切り頼りながら、自分を応援してくれる味方を増やすことが合格のコツなのかなと思います。
努力は必ず実るのであきらめずチャレンジして下さい。

2022年度実施 高校地歴 合格

  • 2022年12月13日
  • 教員コース 高校 2022

一次試験の対策

参考書をひたすら読みました。歴史だと年号まで覚えました。覚えた年号は日本史ならこんな出来事があった、世界史ならこんな出来事があったなど同じ時期の出来事を日本史と世界史、関連付けて覚えました。
地理は統計の読み取りを落とさないために、しっかりと系統地理の勉強に力を入れました。
基本的に書いて覚えることはしていません。読んで覚え少し書く程度です。
試験2ヶ月から3ヶ月前から赤本、模試の過去問を解いて知識の定着の確認をしました。

面接、模擬授業について

面接はこれまでの質問内容をどう答えるか考えて準備しました。また、答えの中で自分が面接官ならどこをつっこんで聞くかも考えて、それに対する答えも準備しました。そして、メセナの面接講座、管理者との練習を通して自信をつけることを意識して取り組みました。
模擬授業は資料を活用するということだったので、資料内容を読み、それが実現できたのか、できなかったのかを生徒に考えさせる授業にしました。
授業に関しては、メセナの先生方が生徒と一緒に資料を読んだ方が良い、目標を書いた方が良い(展開だったけど、目標を書いた方が試験官に伝わるというアドバイスがありました)など、沢山のアドバイスを取り入れました。
練習は動画を取って、自分で見返して修正したり、職場の先生に見てもらいアドバイスをもらい修正しました。気をつけたことは、生徒と対話した授業をすることです。

2021年度実施 高校 地歴 合格

  • 2021年12月18日
  • 教員コース 高校 2021

一次試験の対策

【専門科目】
地理歴史は日本史・世界史・地理が専門科目ですが、大学時代は日本史専攻のため世界史と地理はほぼ独学でした。そこで旧センター試験の過去問をそれぞれ購入して、20年分の問題を3周以上繰り返して、不正解の部分には付箋をつけて5回以上解きました。問題を解く際に意識したのは4点です。

①アウトプット重視で対策する。
私は、「問題集などの実践問題⇒間違えた個所を教科書で確認」というスタイルを採りました。日頃から試験感覚で勉強できましたと思います。

②インプットの方法は幅広く行う。
教科書以外にNHK高校講座やYouTubeも活用しました。コロナ禍で学校の先生による投稿動画が増えたので、中学校の授業なども参考にしました。

③間違っている選択肢の内容を「〇〇の部分を、××に変えると正解になる」のように、各事象を口頭で説明する習慣をつけたこと。
自分が教壇に立った時に、「生徒たちにこう教える!」といったイメトレにもなって、模擬授業でも活きました。

④臨任と並行した受験のため、問題を解くときに鉛筆は出来るだけ使わず書く時間を削減した。
地歴は出題内容が幅広いので、多数の問題に触れながら理解することを心掛けました。
ただし、何度も間違える分野は知識が定着していないので、一冊のノートに書き記す作業も並行しました。
【教養科目】
一般教養は、勉強できる時間が無かったので対策しませんでした。
教職教養はメセナの教材だけで完結させました。過去問のデータが豊富で重宝しました。
専門科目対策に追われて教職教養の勉強時間が少なかったですが、様々な教育的課題に対して、自分なりの解決策は日頃から意識しました。
小論文をほぼ提出できませんでしたが、授業だけでも聴講した方が良いと思います。個人的には面接対策になりました。

二次試験の対策

今年は小論文がなく、受験調書を提出する指示があったので、調書に書いたことをメインに面接練習をお願いしました。志望動機や自己PRは1分前後で話せるよう自主練もしました。
また、教育庁で勤務経験のある教頭先生にも相談して、管理職目線での教育課題や安全管理、校務分掌などのアドバイスなどを頂きました。

受験生へのアドバイス

教員採用試験は自分との戦いになると思います。
私は自宅で頑張ることができないタイプだったので、出来るだけメセナの自習室で勉強しました。
自分なりに集中できる環境を整えて、少ない時間でも確保することが大切です。一緒に教採を受ける知り合い達と励まし合いながら頑張ってください。
また、臨任で働いている先生は、初任研の先生や管理職にもアドバイスを求めた方が良いです。
毎日の授業を全力で取り組めば、周囲から信頼されると思います。

2021年度実施 高校 数学 合格

  • 2021年12月18日
  • 教員コース 高校 2021

一次試験の対策

教養と専門(数学)に分けて書きます。

まず、教養ですが私は去年の末からメセナ予備校で、教養と二次対策の2つの講座を受講していました。その教養の講座で主に一次試験対策をしていました。
当時は臨任教員としての業務もあり、勤務後に予備校に通うのは体力的にも精神的にも大変でしたが、同じ条件で採用試験に挑んでいる友人や先輩方の姿をみると頑張ることができました。

メセナの教養は、講座での先生方の解説が丁寧なのはもちろんのこと、テキストの情報量が多いので、一人で学習するときにも教材に困りませんでした。
また月1の月例テストでは校種・教科ごとに順位が出るのでモチベーションの維持向上にもつながりました。講座、自宅での学習において、メンタル面、様々な面でメセナ予備校に支えられていたと実感しています。

次に、専門(数学)についてですが、参考書を買って、それをひたすら何週もこなしていました。
朝早く学校に出勤して時間をつくったりしながら、まずは、机に座って、集中して問題に取り組む習慣づくりから始めました。
問題が解けるぐらい定着してきたら、今までの試験の傾向と自分が解けなかった分野を研究し、苦手な単元は「大学への数学」で単元別にしぼって勉強を特化しました。

様々な誘惑がある中で、自分ひとりでは、学習時間をここまで伸ばすことはできなかったと思います。メセナ予備校の講師の方々はもちろん周りの応援してくださった方々には大変感謝しています。

2021年度実施 高校 公民 合格

  • 2021年12月18日
  • 教員コース 高校 2021

高校公民を受験し続けて11年になります。
当初はいつか受かりたいなぁという軽い気持ちで勉強は一切せず、鉛筆を転がして解答を選んでいました。結果は5割にも満たず、ビリに近い順位だったのを覚えています。
落ちても高校公民は難しいからしょうがないと落ち込むことはなく、勉強にも火がつきませんでした。

このような記念受験が7年ほど続き、気づけば周りの友人達は皆採用されていきました。
補充はあるから仕事には困らないと思っていた矢先、補充の連絡が無くなり、無職になりました。
貯金無し、税金地獄、出費の嵐。そのようなことがあり、やっと目が覚めました。本気で勉強すればすぐ合格するだろうと思っていましたが、結果は15位。それから7位、6位、10位と一次試験の難しさを痛感させられました。
今振り返って見ると、二次試験の対策に重点を置きすぎていたことが失敗の原因だと思います。
公民の二次は厳しいので今からやらないと間に合わないという気持ちが先行していました。
今年度は二次の勉強は一切せず、メセナの公民の授業に初めて通いました。

週一回のメセナは毎回自分のモチベーションを上げてくれました。メセナの教材、公民過去問、センター過去問、河合塾・駿台等のセンター対策問題集、難関大学の入試問題などできる限り問題を解きました。
他にもセンター対策の参考書を読んだり、YouTubeやNHKのラジオを視聴したりしました。問題集はやり終えると床に積み上げていき、試験前には1mを目指しました。(実際は70cmほどでした。)積み上げた数だけ試験前に自信となりました。
以前は勉強時間を多くとることに重きを置いたライフスタイルでしたが、今回はバランスのよさを重視した生活を心がけました。特に睡眠はしっかり取るようにしました。眠たい目をこすりながら勉強するスタイルは私には合いませんでした。また過剰な我慢はせず、思いっきり趣味に没頭したり、遊ぶ時間を作ることでストレスを溜め込まないようにしていました。
このようなスタイルと今までの積み重ねもあり、今年度初めて一次試験を突破することができました。

内容が大幅に縮小、そして日程が延期となった二次試験ですが、一次を合格した余韻に浸り、なかなか勉強がはかどらない日々が続いていました。
勉強が上手くいかない中、様々な先生に喝を入れてもらい、少しづつモチベーションをあげて行くことができました。

コロナ禍ということもあり、管理職や同僚教師に声をかけづらく、メセナでの対策と自分でのシミュレーションのみで本番に望みました。
練習での面接・模擬授業ともにイマイチな評価だったのですが、津覇先生が「これでいい。伝わるよ。」と練習をするたびに前向きな言葉をくれたので、それが大きな励みになりました。

本番が始まる前までの時間は物凄く緊張しましたが、始まってからは緊張はありませんでした。どうやって自分の土俵に面接官を誘導するか?前の質問では上手く返せなかったから次の質問はそれを取り返すつもりで行こう!などと終始考えながら面接を受けていました。
また、大きな声を出すようにしました。(マスクがずれるのでオススメしません。)予定時間よりもだいぶ早めに終了したので手応えはありませんでしたが、運良く合格することができました。

メセナには公民に関する沢山の情報、教材があり試験対策にはとても役に立ちました。
また、毎年公民の合格者が出ていることからもレベルの高さがあります。2月の専門模試で170点を取る方がいてとても刺激になりました。
今年落ちていたら、再度メセナにお世話になったと思います。指導して頂いた先生方、本当にありがとうございました。最後に一番感じたのは諦めないということです。
私も最初はビリに近い順位でしたが合格までたどり着くことができました。
決して諦めなければ必ず合格できると思います。

2021年度実施 高校 公民 合格

  • 2021年12月18日
  • 教員コース 高校 2021

一次試験の対策

私は臨任として、担当教科だけではなく、部活動の顧問もしており、学習時間は帰宅後か出勤前しか時間がとれなかった為、前年度の採用試験後から1日1~2時間程度の学習を積み重ねていました。

過去問、センター試験問題やメセナの分野別問題集を中心に学習していましたが、問題を解くよりも一つ一つの分野の理解度を高める事を中心に取り組み、3月頃から実際に問題を解き知識理解が不足している分野をつぶしていきました。

教職教養に関しては4月以降に少しずつ各分野の特徴をとらえ頭の中を整理していきました。(ひたすら暗記しました)

二次試験の対策

多くの方に模擬授業を見てもらいアドバイスをもらいました。
ただ、大切にしていた事は自分自身がどんな授業を展開したいのかという私の色です。
自分の色を出せるよう何度もシミュレーションを行いました。面接対策は自分の答え、考えをどう伝えるかを軸に考えていました。早口にならぬよう、間や声量を工夫しながら、何を言うかよりもどう伝えるかを意識していました。

二次試験は人間を見てもらえるので、どうじぶんという人間を試験官に伝えるかということを第一に準備しました。

私は1日の中で長く机に向かって学習するのが苦手なので、1~2時間の学習を日々積み重ねていました。
学習をする上で自分の強味や弱味を理解しながら計画的に行うことが大切だと感じています。
最後になりますが、メセナ予備校の先生方、大変お世話になり有難うございました。メセナでの学びと経験をこれからの更なる成長に繋げていきたいと思います。

2020年度実施 高校 公民 合格

  • 2020年12月18日
  • 教員コース 高校 2020

一次試験の対策

まずは、メセナの対策問題や模擬試験問題は全体的にしました。
また、個人的に高校公民の試験を何度も受けていて感じることは、政治経済・倫理・現社で対策の仕方が少し事なることです。

倫理はセンター過去問やセンター類似の問題も重要ですが用語集や資料集などを徹底的に勉強することも必要です。人物を中心に思想やキーワードを徹底理解する。
政治経済と現代社会も倫理とおなじくセンター過去問と類似問題を何度も解くことをお勧めしますが用語集と資料集の活用は必要です。
また、どんなに徹底的に勉強をしても政治経済の約5問ほどは対策不可能な問題があります。
よって、私が考えるのはその5問以外の問題は満点を取ること(対策できる問題は1問も外さない)を目指す事です。

二次試験の対策

まずは、メセナでしっかりと対策をすること。また、現場の初任研や近年採用試験合格者からの情報を得ることです。
その情報を元に最後は自分自身がどんな模擬授業にするのか、面接の質問に対して、どのように自分の思いを伝えるかのシミュレーションを何度もしました。
模擬授業に関しても沢山の情報があるなか、自分がしたい授業も大切ですが高得点を取る為には、最近の流行や沖縄県教育行政が求める授業の在り方に近づける事が大切です。
近年では問いサポを使用した授業の導入やめあて(目標)の立て方などです。

受験生へのアドバイス

自分なりに採用試験の戦いを分析したところ。以下の3つが伝えたいことです。

【1.覚悟は人を奮い立たせる。】
今年は覚悟をもって勉強に取り組みました。最後という気持ちで兆戦したことで、勉強のやり残しがなく取り組めました。

【2.合格の為には運も必要です。】
校種や教科にもよりますが、数人しか合格者が出ない教科等は、運も必要です。この運を味方に付ける為に、出来るだけポジティブに勉強に取り組みました。
運を掴む為に努力して、いい流れを引き寄せて下さい。例えば勉強している時はこの問題が本番で出ると思いながら勉強しました。

【3.合格後に私が考えたこと。】
努力した人間がいい結果を得る事は、どの時代もどの業界にも当てはまることだと思いますが、努力した自分を褒めることよりも、自分が努力できる環境を与えてくれた周りの人々に対する感謝の気持ちが、一番大切だと思います。初心の感謝の気持ちを忘れずに常に持ち続けて下さい。

また、採用試験は、すぐに合格する方もいるとは思いますが、近年の公立の採用試験は何度も挑戦して合格した方や、臨任を何年も続けてきた方々が多いと思います。
私の場合は数十回受験をしていますが、そのうち学校現場で出会った生徒や職員、上司や地域の人々との出会いから、教員になりたいという気持ちが更に強くなり、そこから採用試験を諦めずに何度も挑戦する事に繋がりました。
また受験をするにあたり、一次試験対策、二次対策をしてくれた塾の先生方や、現場の先生や上司のアドバイスへの感謝は尽きません。

現在、少子化やコロナ不況が到来するなか、県立の教員採用試験はさらに難関になる事が予想されますが、決して諦めずに頑張って下さい。
そして、採用試験を合格した後も学校現場の人達の為に努力できる人であってほしいと思います。
採用試験の合格がゴールでは決してありません。頑張って難関試験をクリアして下さい。
そして、共に学校現場を盛り上げていきましょう。

2020年度実施 高校 英語 合格

  • 2020年12月18日
  • 教員コース 高校 2020

一次試験の対策

教職教養は、参考書等を利用し、問題を繰り返し解きました。
教育法規、教育原理・心理、教育史は、1問たりともミスをしないよう注意し、完璧に覚えるようにしました。
また、沖縄県の施策は、主なところを学習し、メセナの月例テストで繰り返し解きなおし、定着させました。

一般教養は、メセナの月例テストを見直しました。
専門が一番重要で高得点を取らなければいけないので、今年度は、専門に力を入れました。
英単語は、英検1級や英字新聞の単語を中心に覚えました。また、英字新聞を活用して、英字新聞ノートを作り、ほぼ毎日要約とその記事に対する自分の意見を書きました。
さらに、有名大学の赤本などを解きました。インプットとアウトプットをバランス良く行うことで、論理力や表現力を養い、1次試験のリーディング、リスニングに生かすことができました。

二次試験の対策

二次試験の論文に向けて、メセナで論文対策講座を4月から受講していましたが、今回の試験では、コロナの影響で論文が実施されなくなりました。
しかし、論文で培った知識や表現、論理性は、面接・面接調書で生かされました。

模擬授業については、今回は、文法の「めあて」「文法説明」「まとめ」のいずれかを選んでの模擬授業でした。
1単元で、育てたい力や身に付けさせたいことを具体的に考え、全授業の流れをしっかりと描きました。その中での、本時をどう捉えているか焦点を当て、さらに文法事項をどのように指導するか、いかに楽しくわかりやすく教えるか、考えました。
また、学習に遅れがちな生徒にどう配慮するか、具体的に考えました。

メセナで模擬授業を2回見ていただいたのですが、その他に教室を借用し、メセナの仲間と練習を重ね、お互いに指摘・助言をしました。
心がけたことは、明るく笑顔、大きな声で、正々堂々と授業をしたことです。また、生徒一人一人に目を向けることで、生徒への配慮感を表しました。

2020年度実施 高校 保健体育 合格

  • 2020年12月18日
  • 教員コース 高校 2020

一次試験の対策

私は、一次一部免除だったので、専門のみの勉強でした。

・毎日集中できる分だけやる。15分でも毎日やることを大切にしました。
・全力で教材研究。臨任の場合は、保健も実技も教材研究をしっかり行うことで専門の知識がより定着します。当たり前のことですが、大切にして行いました。
・学習指導要領が配点が大きいので、まずは学習指導要領を徹底して行い、その後にルール等を詰めてやりました。メセナの資料は勉強しやすく、何度も繰り返しやることで確実に点数は上がります。
・リフレッシュは大切です。肩こりや足のむくみ、ストレスは集中力を損ないます。適度な運動やリフレッシュは勉強の効率をあげます。

二次試験の対策と実施内容

二次試験はコロナの影響で模擬と面接合わせた1人35分。集合時間もバラバラで、同じ教科校種の人と合うことはありませんでした。

・模擬授業は「まとめと振り返り」でした。最近の体育はずっと導入だったので、あまり情報がありませんでしたが、事前に課題が分かったので、細案レベルで指導案とシナリオを作成し、どのような質問にも対応できるようにしました。
模擬授業は学校の先生、メセナの先生、他校種の先生、とにかくたくさんの人に見せてたくさんのアドバイスをもらい、自分の授業へと落とし込んでいきました。試験1週間前には毎朝職場の空いてる教室で自主練をし、ムービー何度もとって自分で確認もしました。本番はやりたいこと全てでき、理想のタイミングで終われたので、とても楽しかったです。

・面接では、面接官は3名。質問と場面指導は基本的に例年通りでしたが、準備していたコロナに関すること、施策、離島へき地勤務については聞かれませんでした。
面接調書の内容から始まり、ストレス耐性、生徒への対応がメインの質問でした。
最後に言い残すことは?と聞かれるつもりでいたところ、自己PRで終わったことに少しテンパってしまい、1番言いたかったことが言えずに悔しい思いをしました。

マスクは不織布と指定がありましたが、その中でも立体型のものを購入し、少しでも顔が見える範囲が大きくズレないものを探し、自分に合ったマスクで挑みました。
二次試験でとにかく意識したことは、堂々とし、緊張感を持つ中にも、教師としての自然体な自分を売り出して行こうと全力で楽しみに向かいました。

受験生へのアドバイス

採用試験に挑む状況は皆それぞれだと思います。私も非常勤、支援員、他教科の補充や定臨と色々経験させて頂きながら受験に挑んできました。励ましの言葉を頂くこともありましたが、悔しい思いたくさんしました。でもその全てが今年の合格に繋がったと思っています。
関わってきた全ての生徒や先生方、メセナの先生方のおかげです。1人で頑張るよりも、たくさんの人と関わりたくさんの力を借りることが私は最大の合格の秘訣だと思っています。合格とその後の活躍が、関わってきた人達への恩返しになると思い、自分を鼓舞してきました。挫けそうになる時もありますが、そこを乗り越えてこその教師だと思います。

受験生の皆さん、来年の合格に向けて頑張って下さい!全力で応援しています。

2019年度実施 高校農業 合格

  • 2019年12月20日
  • 教員コース 高校 2019

合格体験記

私は、今年の2月からメセナ予備校の一般・教職教養と、論文の2つのコースを受講し、高校農業の教員採用試験に合格することができました。
今までの採用試験では(今回は5回目)、独学で勉強をして挑戦していましたが、どうしても一般・教職教養に大きな課題が見られ点数を伸ばせず、つまずいていました。
1次試験初通過を確実にしたいという気持ちと、最終合格まで視野に入れ、1次試験通過後の模擬授業・論文を確実なものにするためメセナ予備校に通い始めました。

【学習の基盤】
平日は仕事が終わり次第、22時まで勉強。休日は図書館や公民館で午前中から夕方まで勉強した
後、夜はお家で勉強していました。日によっては集中できない日や眠ってしまうことももちろんありましたが、とにかく机には向かうようにしていました。
これを毎年10月頃から本番まで行っていました。勉強する範囲を何周できるかというのが、僕自身とても重要なことと考えており、とにかく勉強の時間を多く設けることを意識しました。
その中で私が大きな壁にぶつかったのが、一般・教職教養です。

一般教養に関しては、聞いたことも学んだこともない内容。
教職教養に関しては、あの長文の中からピンポイントで( )内の語句を答えるのは、私にとってはとても難しく、出題の意図もポイントも全く予想ができず、勉強の方法が見出せずにいました。
本県施策等もただ読んでいくだけで、当然本番では正解するわけもなく、結果を出せず、独学でやることに限界を感じていました。そこで考えたのが塾に通うことです。

いくつかの体験入校に通いましたが、そこで私に一番合っていると感じたのがメセナ予備校でした。
沖縄教育の背景や出題の意図、重要ワード、過去問から分析された次に出題すると考えられるワードなど、私がつまずいていた部分にピンポイントで私のために対策授業をしてくれているような感覚でした。それから入校を決意し、その年で合格をつかみ取ることができました。

【専門教養】
農業の分野はとても広く(農業基礎・畜産・造園・土木・草花・野菜・果樹・作物・測量・生物・食品・機械・植物バイオ・微生物・農業経営・沖縄の農業などその他多数)、各分野専門性がとても広く深いため、何周もすることで自身の覚えているところ、覚えていないところを確認しながら進め、長い時間をかけて覚えていない部分を少しずつ減らしていきました。
効率のよい勉強方法だったとは正直思えませんが、毎年の試験で必ず全く分からない内容の出題があったため、隅々まで勉強しなくてはならないという意識の下、勉強に取り組んでいました。

教科書の太字はもちろん、教科書の隅にある小さい文字の解説等もノートに赤ペンで書き記して赤い下敷きなどで赤字を隠し、確認などを行いました。
また、過去問から同じ問題が出題されることは基本ないため、その内容に関連することを深く掘り下げていきました。

【教職教養】
教養の勉強は基本的にメセナの授業時間だけで行い、後日その内容を復習するスタイルで取り組みました。先生方が教えてくれる出題が予想される部分には付箋紙を張り、蛍光ペンでマークするなどして、復習の際に重要な部分のみを復習できるようにしました。
また、最後の出題予想問題集は何度も解くようこころがけました。
教育原理ではスマートフォンの暗記カード読み上げアプリで、人物とその人物が行ったことを作成し、車の中でずっと流して覚えました。

【論文】
2月から、論文の講座を受講し、週に一つのペースで課題に取り組み、添削指導を受けました。
4月に入ってからは、津覇先生に相談し、授業は受講するが、課題提出はストップし、1次試験までは1次試験の勉強に専念したいことを伝えました。
それに加えて、私の今までの添削していただいた論文の能力で、1次試験終了後に取り組んでも間に合うかを確認しました。そこで津覇先生から「あなたなら大丈夫」とお言葉をいただき、論文は授業に参加するだけで、課題の取組はいったんストップしました。
1次試験終了後、2次試験の実技対策も行いながら、論文の課題にも再度取組み、最低でも週に2枚、2次試験終了後は1日に1枚や2枚に取り組み、津覇先生に何度も添削をお願いし、やっとそこで初めてA評価をいただけるようになりました。

私が本番に用意した内容は
① 「問い」が生まれるサポートガイド
② 豊かな心を育む指導道徳教育
③ 教員の資質能力の向上
の3つに絞り、それぞれの論文を津覇先生の指導のもと完成させ、本番では完全コピーで記入できるようにしました。
実際に平静31年度実施3次試験では、「いじめについて未然防止が求められている。教科指導・担任指導で書きなさい」というようなお題だったため、②の豊かな心の育成で書きました

【面接】
私が面接で意識したことは、まず初めに「楽しむこと」。
そして、面接官と「良好なコミュニケーションを取ること」を意識しました。
なので、あまり解答対策でハッキリとした文章は作らず、私自身の素の感情が出せるよう意識し、この質問が来たら、こういった答えにしようぐらいで止めていました。(志望動機・自己PR・最後の一言はある程度文章は考えました)

メセナの初めての練習で、解答例を全部作って望んだ結果、覚えたことを言おうとして、全く会話にならず、覚えた内容も忘れてしまうなど、厳しい評価をいただきました。
そこで自分にこのスタイルは合わないと感じ、質問に対して、素で自分の考えを言おうと考えました。その結果、2回目の練習では、ほぼ満点の評価をいただき、本番でも3人の面接官とお互いに笑顔で会話できるような面接ができました。

このやり方が正しいとは一概に言えないかもしれませんが、私の中で「面接」とは自分という人間性をアピールすることだと考え、素の感情を出すため、1回目の練習以降、解答対策文書を見るのをやめました。それがとてもプラスに働いたような気がします。
これから取り組まれる皆さんも、自分に合ったスタイルを確立し、面接官が「この人を合格させたい」と思わせるような面接ができるように頑張ってください。

模擬授業

教科「農業」の模擬授業は毎年農業の基礎である。「農業と環境」という科目から出題されています。
しかし、今年から今までの過去問と大きな変更点がありました。今までは「科目「農業と環境」の〇〇について出題する」とありました。〇〇には、「肥料」について、「栄養素」についてなど、ある程度範囲が指定されていましたが、今回はその〇〇が無く、「科目「農業と環境」から出題する。」という範囲でしか指定されていませんでした。「農業と環境」の教科書は約200Pほどあり、この中から、対策を練るのはとても難しかったです。

そこで私は新学習指導要領で農業の全ての科目に導入された「プロジェクト学習」について出題されるのではと考え、対策をしていましたが、本番では大きく外れ、「大根の播種について一倍最初の座学を行いなさい」というお題でした。

出題者の意図としては2次試験の実技で行った「大根の種を正しい方法で播種しなさい」に関連させてきたのだと考えられます。

予想とは大きく外れましたが、メセナ予備校での模擬授業対策で、板書事項の型は作っていたので、そのままの型を活用しました。
また、本番当日に、雨が降っていたので、「今日は大根の播種をする予定でしたが、雨が降っているので、今日は大根の播種方法を皆で考えながら勉強してみようね」と伝え、環境の状況に合わせた、授業展開にしました。(これが良かったかは分かりません)また、電子黒板を使って、去年の先輩方が大根を収穫する時の写真を見せて、「皆さんが先輩方のような大根を収穫するには、どういった播種の仕方がいいかなー?」と考えさせるようにしました。

生徒に相談させる時には、隣同士ではなく、席の前後で相談させ、相談終了後に、切り替えがすぐできるよう意識した。(隣同士だと相談終了後にも会話をしてしまう可能性があるため)

最後の質問で、「わかる授業」のポイントはなんですか?という質問では、「電子黒板を使用し、収穫の完成形を生徒に見せることで、イメージを浮かばせやすくし、ゴールを写真で明確化させたことです。」と回答した。

最後に

今回私が教員採用試験に合格できたのは、本当にラッキーだったと考えています。
もちろん誰よりも勉強してきた気持ちはありましたが、それでも所詮は自分なのだと心の奥底では思っていました。
どういうことかというと、このようなことを言うのは間違っているかもしれませんが、私は農業高校出身で、特別成績も優秀ではありませんでした。何とか努力し大学にも進学でき、教員免許も取得してきましたが、私の周囲の友達や先輩・後輩は、私が覚えるのに1週間もかかるような内容を1日で覚えるなど、そういった学力以前の能力の差を感じる経験がたくさんありました。

「自分は勉強が得意ではないから、通常の人より倍以上やらなくてはならない」と常に言い聞かせていました。
高校時代に出会った先生方は「勉強ができるから先生になった」「教えるのが好きだから先生になった」というよりも、生徒のために努力し、喜びを共有することにやりがいや幸せを感じているのだととても感じました。
その先生方を見たときに勉強がそこまで得意ではなかった私も、「教師」になりたいと夢を持ち始めました。

教員採用試験でも、レベルの高い名門の普通高校出身の受験者が数多くいて、私がこの方達と肩を並べて同じ内容の試験で勝負すると考えたときに、正直、「勝てるわけがない」と感じていました。
それでもなぜか「教師」を諦めようとは一度も思いませんでした。勉強の時間だけで見てみれば、とても多くの時間を費やしてきたと思います。とても辛かったです。今回幸いにも運よく合格ができ、「私でもやればできる」と大きな自信に繋がりました。

私がこうして頑張れたのは、私に関わってくれた全ての人たちの支えがあったからだと思います。
家族・友達・高校時代の先生・臨時任用時代に関わってくれた同僚の先生方や生徒、そして、私の教員採用試験合格を実現させてくださったメセナ予備校の先生方。本当にありがとうございます。
これからはこの感謝の気持ちを本県教諭として、「生徒のため」を念頭に生徒たちに還元していきたいと思います。

2019年度実施 高校保体 合格

  • 2019年12月20日
  • 教員コース 高校 2019

2018年度実施沖縄県教員候補者選考試験は三次試験まで進むことが出来たが、合格者に3.3点及ばす不合格。この年は個人的に色々とありメセナを受験せず。
そして、今年は沖縄県教員候補者選考試験に無事に合格することができた。
今年、メセナに申し込んだが、申し込みは6月下旬とかなり遅かった。当初は受講をあきらめていたが、勉強不足であると感じていたため、復習や幅広く問題を網羅するために申し込んだ。
そしてメセナに申し込んだもう一つの理由は、自分の現在の位置をある程度把握しておきたかったということがある。

一次試験の対策

専門教科の出題は、6~6.5割は学習指導要領からの出題である。
絶対にミスが許されない問題の領域なので、知識が定着するまでは(それぞれの校種の指導要領を30回以上は読み込んだ)学習指導要領を中心に勉強を行った。知識が定着してからは、各領域の技の名称やルール、審判法、指導法などを、中学校体育実技、アクティブスポーツ、ステップアップ高校スポーツの3つを比較しながら(同じ競技のルールであっても参考書によっては微妙に言葉が違う。近年は問題にどの参考書のどこから出題と明記されているので、多少の言葉の違いも把握しておく必要がある)出題に関係のある領域は隅々まで熟読した。
20回以上は読み込んだ。それ以外にも、各スポーツの専門書やホームページを閲覧しコアなルールや審判法なども勉強した。また文科省から発行されている指導法についても勉強をした。
上記以外には、文科省が出している施策、沖縄県が出している施策、県議会への報告資料、教育委員会の会議の議事録もすべて目を通した。
保健の問題については、中学校・高校の保健の教科書を隅々まで読んだ。後は基本的にはこれの繰り返しで、数値やルール等が更新されればそれに対応。

振り返ってみると、国や県からいつどのような施策が出されるか分からないので、情報に敏感になれるよう常にアンテナをはっていた。
文章にすると非常に短いが、勉強は平日4~5時間、休日は15~6時間程度行った。もちろん過去の出題箇所の分析や、今後出される可能性が高そうな箇所の分析、自己の正答・誤答の分析など自分自身で考えられることは全て行った。
あと、個人的に思うのが、メセナの対策プリントを30分程度で解いて教室を後にする方をよくみかけるが(個人の自由だけれど・・・)採用試験は問題を解く速さを競うものではないので、分かりきっていてもきちんと読む方が復習になってより良いのでは・・・

二次試験の対策

水泳:学校のプールなどで対策、知り合いの水泳専門や水泳部の生徒などから細かい技術的なことを教えてもらった。
マット運動:専門の先生が体操教室を開催するので、毎年そこで練習をしていた。
選択A(砲丸投げ):砲丸投げも、砲丸専門の知り合いの先生から習っていた。
選択B(柔道):専門の先生から習う。玄人がやるような何げない動きまでも真似をして、素人っぽさ消すように、またどのような動作をすればいいかなど、手取り足取り教えていただいた。

三次試験の対策

三次試験は一人で対策をした。

面接:面接はここ近年に聞かれたことを様々な教科、校種の受験生から個人的にデータを集め、そのデータをもとに面接の練習を行った。
練習はただ紙を読んで覚えるのではなく、出来る限り内容を覚えて、面接官に文書を覚えて読んでいるだけ。と思われないよう自分の言葉として答えられるように練習した。
また、聞かれていること以外答えないように、できる限り簡潔に答えるように努めた。もっと詳しく聞きたい場合は面接官の方から質問をしてくる。(実際そうだった)

論文:論文は柱建てをして構成するのが近年の主流になっているが、今回は柱立てをして論文を書くのをやめた。そして、自分の経験を論文に書くとあまり良くないと言われたことがあったので昨年までは自分の経験は書かなかったが、今年は自分の経験も織り交ぜながら書いた。
具体的な論文の対策は、お題を予測してあらかじめ準備しておくのではなく、どの施策から出されるかの予測をして、最低限必要な数値やデータを覚えて、後は論文の構成の仕方をしっかりと勉強をした。
また、出題者が何を意図しているのかを読み取る力を身に付けるために、様々な論文のお題を読み分析するという作業を繰り返した。おそらく、他の受験生よりも論文は書き込んではいないと思う。

模擬授業:模擬授業は「現代社会と健康」の単元は全て模擬授業を作っておいた。

三次試験の中で一番個性が現れるのが模擬授業だと思う。
教員採用試験は、大前提として「沖縄県の教師として」というのがあると私は思っているので、そこを踏まえ、生徒の興味関心を引く内容にすることを意識して模擬授業を作成した。

2019年度実施 高校英語 合格

  • 2019年12月20日
  • 教員コース 高校 2019

一次試験の対策

これまでの経験や反省を生かし、とにかく繰り返して頭に入れることを重視しました。
一般教養・教職教養に関しては、よく出題される分野の演習問題や月例テストを何度も解きました。その際、答えを書き込む時間を省くために問題を解いてすぐ解答を確認し、不正解だった問題に印をつけていました。試験直前期には印がついた問題だけを解きました。
専門英語に関しては、英検1級の単語本を3,4週通しました。リーディングやリスニングも、英検1級の参考書をメインに使って対策しました。隙間時間の活用も工夫し、通勤時は英語のラジオを聴いてリスニング力を鍛えました。

二次試験の対策

一次試験までの期間は論文対策を少しずつ進めていました。
一次試験合格後は、去年の二次試験の経験や反省から全ての試験をバランスよく対策するよう心掛けました。特に前回の二次試験では、あまり対策していなかった英語実技の結果が悪かったため、今回は英作文・英語面接の準備や練習にも力を入れました。(面接調書の英語ver.を書いた)
論文に関しては、先輩教師の助言を参考に、論文を毎日1題書き、津覇先生に添削していただきました。このおかげで本番の予想外の議題にも対応でき、高得点を採れたに加え、面接など他の試験でも、論文で書いてきたことを生かすことができました。
アドバイザーの先生にお勧めされた論文ノートも作り、どの題にどの例を使うべきかを整理しました。

面接対策では、自分らしさを出しつつも、直すべき癖(話すスピードなど)を意識し、試験官が「この受験生を合格させよう」と思える面接を目指して練習に挑みました。
メセナでの面接練習は的確な指摘やアドバイスをくださるので、とても鍛えられました。
模擬授業の対策は、去年の合格者に授業を見てもらい、自分では気が付けなかった改善点を教えてもらいました。授業の内容や進め方は、「楽しくわかる」授業を心掛けて何度も練りました。

私は大学を卒業後、2年間はアルバイトをしながらメセナで試験対策に集中し、今年度の4月以降は臨時教員をしながら引き続きメセナに通い、4度目の1次試験、2度目の2次試験でようやく合格することができました。積み重ねは確実に力になっているということを、今回実感することができました。
仕事と勉強の両立は大変でしたが、朝早く学校に出勤して勉強するなど、時間の有効活用を意識して1次試験の対策に取り組みました。

2次試験では自己PRにも書いた「楽しくわかってもっと知りたい」授業を要とした論文、面接、模擬授業、英語実技を心掛け、一貫性のある試験内容を目指しました。2次試験で不合格となった去年はとてもショックで悔しい思いをしましたが、だからこそ自分に合った勉強法や自分に必要な対策を見つけることができたと思います。
メセナの先生方、常に全力で向き合ってくださり、本当にありがとうございました。

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